勾配のついていない屋根からの雨漏り

勾配のついてない家


傾斜のついていない屋根のことを陸屋根(ろくやね)といいます。
ルーフバルコニーなどともいわれ、平面計画上必要な部分とされ、
計画されることがあります。

この屋根形状は、傾斜によって排水する勾配屋根に対して、防水
材料のみによって排水しなければなりません。
したがって、雨の多い日本では本来不向きだといえます。


雨漏りの原因


◆床勾配が緩い
平らな床といえども、屋外なので雨水が流れる程度の勾配をつける
必要があります。
必要以上に勾配が緩い場合、雨水がたまり漏水の原因となります。
また、排水を受ける雨樋の径が不足しオーバーフローを起こす場合
もあります。

◆防水工事の方法
陸屋根の防水方法にはおもに次のような工法があります。
・アスファルト防水
・シート防水
・塗膜防水
・FRP防水(ガラス繊維強化樹脂)
屋根の広さ、形状などにより適切な方法を選択しなければなりません。

◆排水ドレン不良
屋根面から水をあつめ、樋に流す漏斗(じょうご)のことをドレン
と言いますが、勾配屋根に比べ、ドレン接合部の欠陥、つまりなど
の事故が多くあります。ドレンは、その地方の最大降雨量によって
必要設置個数や、箇所が決まってきます。またドレンに接続される
雨樋の大きさ不適合による漏水もあります。

◆屋上工作物まわりの浸水
屋上部分に設置する建築物(エレベーター機械室など)や看板など
の柱脚部分も、漏水が多い部分です。
住宅建築では、このような大きな設置物はありませんが、温室、
採光窓などの設置部分に浸水被害がおきることがあります。

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